あかよろし

呪いをエンターテイメントに

AppStoreの店員にたしなめられた話

毎日ネットをしているMac君の調子が悪くなった。

バッテリがダメ系と警告が出たけど普通に使えたので、気にしていなかった。
 
ある休日、朝は病院、夕方に美容院に行くことになり、時間が空いてしまうので、
Mac君をAppStoreへ持っていくことにした。
 
一階で「Mac君のバッテリに警告が出る」と赤いTシャツに伝えたら「バックアップは取ったか」と聞かれた。私はMac君をそこまで深刻に使ってなかったので、それはよい、と断った。そしたら、二階に行くよう伝えられた。
 
二階に上がる階段はガラス張りで、歩くのが怖かった。何あれ。
 
二階には別の赤シャツが待機していて、用件を伝えたら、列並ぶようにとのこと。
列にならんでMac君を取り出して待機した。赤シャツが来たので画面を見せたら、ちょうど予約をキャンセルした客が出たからすぐ案内できると言われ、カウンターに案内された。
 
カウンターでマスクをした赤シャツに色々診断してもらい、バッテリの交換となった。
新しいバッテリは13000円だった。ぶっとびーである。私は「新しい機種で同じのだとどれくらいになりますか」と聞いた。10万円くらいだと言われた。
中古に1万払うか10万円で最新買うか。結局修理することにしたが、マスク赤シャツに「修理して、大切に使ってあげてくださいね」と言われてしまった。
確かにものを大切に使うのもいいけど、新しい機種ってお値段以上の快適さがあるから好きです。私が今使っている携帯も高いんだけど、その分何の不満もなく使えているから。
 
隣の席では中国語にて、マ?だのハオだのと会話が進められており、AppStoreの懐の深さを感じた。店の外観も店内もグローバルだったが、マスク赤シャツには古きよき思想が息づいていた。