あかよろし

呪いをエンターテイメントに

母の一言で立ち直った話

昨日母を不思議系だとディスったので、今日はアゲたいと思います。

 
震災当時の話です。苦手な方はソッ閉じで。

 

震災の後、私は震災のニュースをずっと見ていたんですが、
仙台がバーニングしている映像から目が離せませんでした。
闇の中で製鉄所の鉄みたいに街が燃えて赤くなってました。
 
私は笑いを忘れないようにして生きたいと考えているんですが、
そんなのは平和だからできることでした。
 
夜になって、母からもう寝るように言われたんですが、
私は動けませんでした。
私には家があり、TVを見ていて、布団もあるし、電気は通っている。
「ここの人達は大変な思いをしているのに私は何もできない」と言ったら、
「あんたはできることをすれば良い」と言われたので、
寝て次の日仕事に行きました。
 
TVの映像がショックで立ち止まりそうだったんですが、
被災地の復興を支えるために、落ち込んではいられないのだなと思いました。