あかよろし

呪いをエンターテイメントに

痴漢に遭った話をすると自慢だという人間は何を考えているのか。

私はある男性の行為を知人に愚痴っていたら、

「自慢?」

と言われたことがあります。

当時は「jiman」という音の違う言葉があるのかと思いました。

 懐紙・開始・怪死みたいな。

 

その知人について書きます。

見た目はうちのマンマにクリソツで、マンマは自分の親から「結婚できないかもすれない」と言われたくらい残念な顔でした。

そして私はマンマと激似です。

 

さて、その知人は「自分は不細工である」「女は絶対に結婚しなければならない。だから男性の知人を増やすために運動部のマネージャーをやる」という考えを持っていました。というか、多分親が教師で、見た目が可哀想な娘の将来を案じてそう言い聞かせたんでしょう。私のマンマはそんな親じゃなくてよかった。

可哀想な顔のマネージャーは同じ部活の気持ち悪い男から依頼され、私をその男とくっつけようとしていました。

私は全然気付きませんでした。ただでさえ学校嫌いなのに嫌々行ってて、あのキモい男がらみのイベントが多くて本当に嫌でした。それが友達に売られて色々仕組まれていたなんて信じられない。

 

私はその男性から頭にバスケットボールをぶつけられ、わざとじゃありません~と言われたのですが(※小学生ではありません)、

不細工マネージャーにとっては、そんなゴミでも羨ましかったんでしょう。

戦時中は木の根も食べた、みたいな。

捕虜は「木の根を食べさせられた」と激おこ、みたいな。

 

母に「その不自由な顔のマネージャーがキモい男のこと好きだったんじゃないの」と言われて、思い出したんですが、

やつがあまりにもひどいので「あんなやつ好きになるひといるの」と漏らしたら、

「悪かったねぇ」と言いながら逃げてったのを思い出しました。

日本の典型的な優しい女の子だったら、彼氏欲しさに何されても許しちゃうんですかね?

私は億返しです。

 

被害者には到底受け入れがたいことですが、わざとじゃありません~男でも痴漢行為でも、何故か羨ましいと思う人間がいるようです。それか、相手から嫌われているとかですかね。