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あかよろし

呪いをエンターテイメントに

私は幼稚園児じゃない

犬があまりにも噛んでくるので、

ぬいぐるみを可愛がって犬を追い払うしぐさをしたら、

拗ねてカーペットの上でおしっこをしました。

私は先輩に同じようなことをされて今でも深く根に持っていることを思い出し、

思わず犬を抱き上げて頭をなでてやりました。

 

鬼百合先輩は、

やる気がない(とチクリ女に吹き込まれていた)私にやる気を出させる為に、

私の目の前で、面倒くさい仕事を引き受けたチビを褒めるという猿芝居をカマして、

私からバカだと判定されました。

 

私は、「お前もこのチビのように頼まれていないことをやり、

偉そうな態度で的外れなことを言う先輩に媚を売れ」

と言われないと、先輩が思うようには動かないです。

私の友達でない人は、どうしていつも私に的外れなことをするんだろう。

 

ある夏、鬼百合は私が日射病でふらふらしているのを見て勝手にやる気がないと思い込んで怒鳴りつけてきた。私は黙って怒られていたけど、色んなことを諦め始めた瞬間だった。

鬼百合が卒業するときお礼のメッセージを書かなくてはならず、何を書いても言い掛かりをつけられて恐ろしいことを言われ一ヶ月くらい落ち込む未来が見えた。だから何も書かなかった。何もしないという選択が一番正しいと感じた。

 

チビは教職採用落ちて海外へ井戸を掘りに行った。

神様が私に「生きろ」と言っている気がした。