あかよろし

呪いをエンターテイメントに

私が悪いことをしてしまったときの話

中学の頃の話なんですが、

やっとクラスの人達の顔を覚えてきたかな、と思った頃に、

廊下とか教室の隅に、背が低くてまゆ毛が無い女子生徒がいて、

こちらを睨んでくることがよくあって、

周りの人達はそれがおかしいとか言わないので、

「私だけに見える幽霊なのかな」

と思っていたんですが、

 

友達と談笑していたら、いきなり幽霊とその仲間に囲まれて

「どうして無視するの」と怒鳴りつけられました。

人間だったんです。

私によく付けられる「何もしていない人を嫌うキャラ」の誕生です。

 

弁明させて頂くと、その人はいきなり後ろから話に入ってきたり、

答えられないようなことを言ってきたり、

話に全く関係ないような内容を突然叫んだりする人で、

私はそういうイレギュラーな反応は拾えないんです。

そんなのさばけるの、上田くらいじゃないの。

 

だから、もしかしたら、あなたが嫌われてると思ってるその人も、

もしかしたら、そんなこと無いかもしれないよ?

普通に優しく話し掛けてみたら、笑ってくれるかもネ。

睨んだり、友達を使って復讐なんかしちゃうと、こじれるだけだよ。