あかよろし

呪いをエンターテイメントに

男を嫌いになった理由を思い出した

中学生の頃だと思うんですけど、仲の良い友達とふざけあっていて、

私が「必殺何とかチョップ」と言ったら、

近くにいた男の子が「死ぬわけでもないのに必殺って」と言いました。

 

それまでもずっとそういうキモイ感じで色々言われていたんですが、

その時に限界を超えました。

色々口出しされないように気を付けていたけど、そしたら全然楽しくなくなって、それなのにまた嫌な思いをさせられるんです。だから気にするのはもう辞めて完全に無視しよう、と決めました。

それ以降、男の子から話しかけられても、脳が音声をノイズだと認識しているようで、何も思わなくなりました。「ん?何か音した?」という感じ。すると相手は傷付いたような表情をするので、気持ち良かったです。怒るより無視の方が効果があるんですね。

嫌な人間って、話すと嫌な思いばかりさせられるのに、関係を断とうとするとすがってきますよね。どうして欲しいんでしょうか。

 

数年後に、そのふざけ合っていた友達から、

「あの男の子はあかよろしのことが好きだったみたい」と言われて、心の底から「はあああ?」という声が出ました。

 

私は永遠に嫌いです。好きな子をいじめる男の子は微笑ましいみたいなドラマを見ると、気分が悪くなるくらい嫌いです。いちいちいじめられる理由がわからなくて、ブスだからいじめられるんだと思っていたし、今でもそう思っています。

好きな子をいじめる男の子は、好きな子に優しくする男の子に好きな子を持っていかれます。少なくとも私はそうします。今までもこれからもお前なんか要らない。