ノーベル賞で謎が解けた
親の話を聞いていると、子供の頃に犬を3−4匹飼っていたと言います。
うちは1匹だけでした。
母に至っては「私の飼っていたコッカーは毛が伸びなかった」等と言い出す始末。コッカーは毛並みを楽しむ犬なのに毛が伸びないわけ無いじゃん。騙されて、でかいネズミでも飼ってたんじゃないの?
でも実際は、ノーベル賞を取った方の発明でフィラリアが消えていったために、
昔と比べて犬の寿命が伸びているそうです。
だから毛が伸びる前に死んでいたのではないでしょうか。
コッカーの子犬って、洗っちゃいけないぬいぐるみを洗って乾かしたらすごくみすぼらしい毛並みになっちゃった、みたいな毛だから。
「失礼な」
犬はフィラリアで死ななくなったので、体にガタが来るまで生きられるようになったわけです。
うちの犬は最後の数年間は毎日500円の抗生物質を飲んで生きていました。散歩する姿を見ると思わず「ヨボヨボ」と効果音を付けたくなるくらいヨロヨロになってた。
フィラリアはかなり苦しんで死ぬみたいだけど、
犬は長生きできて、幸せなんだろうか。